家族の絆は、何にも代えがたい大切なものです。しかし、親が亡くなった後、その絆が思わぬ形で揺らぐことがあります。「争続」という言葉を耳にしたことはありますか? 遺産を巡る争いが、これまで良好だった家族関係を壊してしまうケースは少なくありません。
私たち「終わりの代理参拝」は、そうした悲しい現実を目の当たりにしてきました。遺言書だけでは伝えきれない、親から子へ、そしてきょうだいへと受け継がれるべき「心の遺言」を、神聖な祈りの形で届けることで、未来の家族を守る新しい終活の形を提案しています。
「言わなくてもわかる」が招く悲劇
「うちは大丈夫」「子どもたちはきっと仲良くやってくれるはず」。
そう信じたい気持ちはよくわかります。
しかし、残念ながら「言わなくてもわかる」という親の期待が、時に誤解や不信感を生み、争いの原因となることがあります。
実際に、私にご相談に来られる方々の中には、親の死後、きょうだい間で金銭的な問題だけでなく、親の生前の思いや、自分たちに対する期待を巡って感情的な対立が深まってしまったという方が少なくありません。
遺言書は財産分与を明確にする有効な手段ですが、親が子に伝えたい「ありがとう」や「ごめんね」、そして「これからもきょうだい仲良く助け合ってほしい」という心からの願いは、文字として残すのが難しいものです。そうした心の声が伝えられないままになると、子どもたちは親の真意を計りかね、それぞれの解釈で行動し、結果として溝が深まってしまうのです。
「終わりの代理参拝」が叶える、心の継承
私の「終わりの代理参拝」は、そうした「心の遺言」を未来へつなぐお手伝いをします。特定の宗教にとらわれることなく、神社という清らかな場所で、あなたの真心を祈りとして神に捧げ、お子さんたちへの深い愛情と願いが確かに届くよう、代理で参拝を行います。
このサービスは、単なる代理行為ではありません。あなたの生前の「家族への思い」を、形として残すだけでなく、目に見えない「祈り」という尊い形で伝えることで、お子さんたちの心に深く響くよう働きかけます。
想像してみてください。もし、あなたが亡くなった後、お子さんたちがふとした瞬間に、あなたの深い愛情や「仲良くしてほしい」という願いを感じ取ることができたら、彼らの関係はきっと変わるでしょう。それは、金銭や物に勝る、かけがえのない遺産となるはずです。
今、あなたにできる「未来の家族への贈り物」
「争続」は、多くの場合、親の無言が招いてしまう悲しい結果です。しかし、少しの工夫と行動で、その未来は変えられます。
「終わりの代理参拝」は、遺言書では伝えきれないあなたの「心の遺言」を確実に届けるための、新しい選択肢です。大切な家族が、あなたの死後も変わらずに、互いを思いやり、支え合って生きていけるように。
今日、あなたは未来の家族のために、どんな「心の贈り物」を遺しますか? 私たち「終わりの代理参拝」が、そのお手伝いをさせていただきます。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
Office You 高田 有希子